2025.06.11肥厚爪・多重爪
陥入爪と間違いやすい肥厚爪|見分けるポイントと注意点
足のトラブルとしてよく知られている「巻き爪」ですが、その中でも特に症状の出方によっては「陥入爪(かんにゅうそう)」と、よく似た状態の「肥厚爪(ひこうそう)」を混同してしまうことがあります。
一宮市で巻き爪矯正を行う当センターでは、陥入爪と肥厚爪の見分け方や注意点について、多くのご相談をいただいています。この記事ではその違いと対処のポイントをご紹介します。
陥入爪とは?
陥入爪は、爪の端が皮膚に食い込むことで痛みや炎症を伴う状態です。赤く腫れる、歩行時に強い痛みを感じる、皮膚が化膿するなど、日常生活に支障をきたすケースもあります。
巻き爪が進行した結果として発生することも多く、見た目以上に不快な症状を引き起こすのが特徴です。
肥厚爪とは?
肥厚爪は、爪が分厚くなり、変色や変形が見られる状態です。爪全体が黄色や白く濁ったように見えることもあります。加齢や長年の圧迫、過去の外傷、爪白癬などが原因とされており、靴に当たりやすくなることで痛みが出る場合もあります。
陥入爪のように皮膚に食い込むわけではないため、炎症や化膿は少ない傾向があります。
陥入爪と肥厚爪の見分け方
- 痛みの位置:陥入爪は爪の両端に鋭い痛み、肥厚爪は爪全体に圧迫感
- 見た目の違い:陥入爪は爪が内側に巻いて皮膚に刺さる形、肥厚爪は平たく分厚くなる
- 色の変化:陥入爪は色に変化がない場合が多いが、肥厚爪は黄白色や茶色っぽく変色
- 炎症の有無:陥入爪は赤く腫れたり出血を伴う場合が多い
間違った自己判断に注意
陥入爪と肥厚爪は症状が似ているため、見た目だけで判断してしまうと、誤ったケアにつながる可能性があります。特に市販のアイテムや自己処理によって悪化するケースもあるため注意が必要です。
一宮市にある当センターでは、爪の状態に応じた適切な矯正サポートを行っており、必要に応じて他の専門機関をご案内することも可能です。
巻き爪・肥厚爪の予防法
以下のような日常のケアを意識することで、巻き爪や肥厚爪を予防することができます。
- 爪はスクエア型(四角形)にまっすぐカットする
- 足に合った靴を選ぶ(つま先が狭すぎる靴はNG)
- 通気性の良い靴下や靴でムレを防止
- 定期的なフットケアと足指の観察
ご自身の状態が不安な方へ
爪の異変を感じたら、早めに専門施設へご相談いただくことをおすすめします。
当センターでは、巻き爪・肥厚爪に対応した専用の矯正技術を用い、痛みの少ない丁寧なケアを心がけています。
病院に行くべきか迷っている方や、長年悩まされている方も、まずは一度ご相談ください。