2025.04.22巻き爪豆知識
巻き爪と運動不足:適度な運動で予防しよう
「最近、爪の形が変わってきた気がする…」
その原因、運動不足かもしれません。
巻き爪は、つま先の爪が内側に巻き込むように変形していく症状で、歩くと痛みを感じることもある足のトラブルのひとつです。
一宮市でも、巻き爪に関するご相談が増加していますが、その背景には日常生活の変化や運動不足が関係しているケースが少なくありません。
この記事では、巻き爪と運動不足の意外な関係について解説しながら、巻き爪予防に効果的な日常の運動習慣をご紹介します。
巻き爪の主な原因とは?
巻き爪は、爪の両端が皮膚に向かって湾曲していく症状です。
原因としては以下のようなものが挙げられます:
- 深爪や爪の切り方のミス
- 窮屈な靴による圧迫
- 歩き方や姿勢のクセ
- 足の指を使わない生活習慣
特に近年は、在宅勤務や移動の減少による“足の運動不足”が、巻き爪の新たなリスク要因として注目されています。
なぜ運動不足が巻き爪に関係するのか?
足や指先には日常的な負荷(適度な刺激)が必要です。
運動量が少なくなると、以下のような変化が起こりやすくなります:
- 足の指を使わなくなり、爪に均等な圧力がかからなくなる
- 血行が悪くなり、爪の成長が不均衡になる
- 筋力が低下し、歩行時のバランスが崩れる
こうした変化が、爪の湾曲や巻き込みを進行させる要因になるのです。
一宮市でも増加中|「コロナ禍での巻き爪相談」
一宮市の矯正センターでは、外出が減ったことで巻き爪が進行したというご相談が増えています。
「靴を履く機会が減ったからこそ悪化した」「自宅での生活が中心で運動量が極端に減った」など、足を使わないことが原因になるケースが目立ちます。
巻き爪を予防するためには、適度な刺激と血流の維持がカギとなります。
巻き爪予防に効果的な運動習慣
特別な運動をしなくても、日常の中でできる簡単な習慣を取り入れることで、巻き爪予防につながります。
1. 指先でグーパー体操
足の指をグー・パーと動かすだけの簡単な体操です。血流促進と筋力アップに効果的。
2. つま先立ちでふくらはぎと足裏を刺激
10秒キープ×3セットなど、ふくらはぎを鍛えることで、足全体の血行が良くなります。
3. 裸足で歩く時間をつくる
室内で少しの時間だけでも裸足で歩くことで、足指の感覚が刺激され、自然な動きが身に付きます。
4. 正しい歩行を意識する
「かかと → 足裏全体 → つま先で蹴り出す」
この流れで歩くことが、足のアーチと爪にバランスよく負荷を与えるポイントです。
日常の「ちょっとした運動」が巻き爪予防に
特別なスポーツやジム通いをしなくても、
- 通勤時に少し多めに歩く
- 自宅でストレッチをする
- テレビを見ながら足指を動かす
といった小さな工夫で、足元の健康は大きく変わります。
巻き爪は日々の積み重ねによって進行することが多いため、こまめな対策が効果的です。
まとめ|足を動かして、巻き爪を防ごう
巻き爪の原因はさまざまですが、運動不足による足指の機能低下や血行不良が影響するケースもあります。
「最近あまり歩いていない」「足の指を使っていないかも」と感じたら、今日からできる簡単な運動から始めてみましょう。
一宮市で巻き爪や足の違和感にお悩みの方は、日々の生活習慣の見直しが予防と改善の第一歩になります。