2025.04.22陥入爪豆知識
陥入爪になりやすい職業とは？立ち仕事のリスクと対策
「毎日立ちっぱなしで足が痛い…」
その痛み、陥入爪が原因かもしれません。
一宮市でもご相談の多い陥入爪（かんにゅうそう）は、立ち仕事や足に負担のかかる職業の方に多く見られる傾向があります。
「仕事だから仕方ない」と我慢しているうちに、痛みや炎症が悪化するケースもあります。
この記事では、陥入爪になりやすい職業の特徴と、仕事中や日常生活でできる予防・対策について解説します。
陥入爪とは？
陥入爪とは、爪の端が皮膚に食い込むことで、痛みや赤み・炎症を引き起こす状態です。
特に親指に発生しやすく、巻き爪と併発することもあります。
初期段階では軽い違和感や赤み程度でも、放置すると歩行に支障が出るほど悪化する可能性があるため、注意が必要です。
陥入爪になりやすい職業の特徴
日常的に足に強い負担がかかる職業は、陥入爪のリスクが高くなります。代表的な職種を見てみましょう。
1. 販売・接客業（アパレル・飲食など）
長時間立ちっぱなしで、ヒールや硬い革靴を履くことが多い職種では、足先への圧力がかかりやすくなります。
2. 医療・介護従事者
歩く・立つ・しゃがむの動作が多く、つま先に力が集中する動作も多いため、爪への負担が増えやすいです。
3. 建設・製造・配送業
安全靴や作業靴など、重くて硬い靴を履くことが多いため、足全体に強い圧力がかかります。
4. 美容師・調理師など
狭いスペースで立ちっぱなしになりがちで、つま先重心になることが多く、爪が圧迫されやすくなります。
このような職業では、靴選びや足のケアを怠ると陥入爪になりやすく、さらに再発もしやすくなるのが特徴です。
立ち仕事が与える足への影響
- 足のむくみ → 靴の中で爪が圧迫されやすくなる
- 歩行バランスの乱れ → 爪に偏った圧力がかかる
- 長時間の摩擦や蒸れ → 皮膚が弱くなり、爪が食い込みやすくなる
こうした日々の負担が積み重なり、陥入爪や巻き爪を引き起こす原因になります。
仕事中にできる予防対策
1. 足に合った靴を選ぶ
つま先に余裕があり、足の形にフィットする靴を選びましょう。
特に爪の上から押さえつけるようなデザインは避けるのがベストです。
2. インソールやクッションで負担を分散
立ち仕事が多い方には、土踏まずを支えるインソールや衝撃吸収クッションの使用がおすすめです。
3. こまめに足を動かす
休憩時間には足首を回す・かかとを上げ下げするなど、血流を促す動きを取り入れてください。
4. 爪の切り方に注意
深爪や丸く切るのは避け、スクエアカット（まっすぐに切る）を心がけましょう。
一宮市でも増加中｜仕事が原因の陥入爪
当センターには一宮市内から、職業柄どうしても足に負担がかかる方のご相談が多く寄せられています。
「立ち仕事だから仕方ない」と思いがちですが、日常のケアや矯正的なサポートを取り入れることで、症状を軽減し快適に仕事を続けている方も多数いらっしゃいます。
まとめ｜仕事と足の健康、どちらも大切に
陥入爪は、職業や生活スタイルに大きく影響される症状です。
特に立ち仕事の方は、足にかかる負担が大きく、知らず知らずのうちに爪トラブルを引き起こしていることも。
「毎日がんばる足」だからこそ、日々のセルフケアや靴選びに気を配ることが大切です。
一宮市で巻き爪や陥入爪にお悩みの方は、お仕事を続けながら無理なく取り組める対策を、ぜひ今から始めてみてください。