2025.04.22陥入爪豆知識
陥入爪は遺伝する?家族で気をつけたいこと
「家族も巻き爪だったから、私もそうなるのかな…?」
こういったご相談を一宮市でもよくお聞きします。
陥入爪や巻き爪が家族に多いと、自分や子どももなりやすいのでは?と心配になる方は多いのではないでしょうか。
この記事では、陥入爪が遺伝と関係しているのかという疑問をもとに、
家族でできる予防や生活習慣の工夫についてご紹介します。
陥入爪・巻き爪は遺伝する?
結論から言うと、陥入爪や巻き爪自体が直接遺伝するわけではありません。
しかし、次のような足の形・爪の生え方・歩き方の癖など、巻き爪・陥入爪を引き起こしやすい要因は、遺伝的に受け継がれることがあります。
- 扁平足(足裏のアーチが少ない)
- 外反母趾など足の骨格の特徴
- 足の爪が薄い・柔らかい
- 歩き方のクセ(指を使わずペタペタ歩く)
これらの特徴があると、爪に不自然な圧力がかかり、陥入爪や巻き爪が起きやすくなる傾向があります。
家族で注意したい3つのポイント
陥入爪は早期に正しいケアを行うことで、悪化や再発を防ぎやすくなります。
家族で注意したいポイントを見ていきましょう。
1. 爪の切り方を見直す
陥入爪の大きな原因のひとつが深爪や角を丸く切るクセです。
家族みんなでスクエアカット(爪の先をまっすぐ切る方法)を取り入れるようにしましょう。
2. 靴選びの習慣をつける
足に合っていない靴を履き続けると、爪に圧力がかかって巻きやすくなるため注意が必要です。
成長期の子どもは足のサイズが変わりやすいので、定期的にサイズを確認しましょう。
3. 歩き方・姿勢を意識する
ペタペタと足を引きずる歩き方は、指先に正しく体重がかからず、巻き爪や陥入爪のリスクを高めます。
足の指でしっかり地面をとらえる「かかと → 足裏 → 指先」の順で着地する正しい歩行を心がけましょう。
こんなときは要チェック!
以下のような状態がある場合は、早めのケアや矯正を検討するタイミングです。
- 足の親指の爪が明らかに内側に巻いている
- 爪の角が皮膚に食い込んで赤くなっている
- 靴を履いたときに痛みが出る
- 家族も同じような症状がある
軽度のうちに対処をすれば、矯正による負担も少なく、快適な足元を保ちやすくなります。
一宮市で陥入爪のご相談が増えています
当センターでは、一宮市を中心に巻き爪・陥入爪に関するご相談を多数いただいています。
最近では親子・ご家族でのご来院も増えており、家族単位でケア意識を高める方が多くなっています。
「自分だけでなく、子どもの爪の形も気になっている」
「親が巻き爪だったので不安」
そんなお悩みも、お気軽にご相談ください。
まとめ|家族でできる“予防習慣”が未来の健康な足をつくる
陥入爪や巻き爪は、直接的な遺伝というよりも、足の構造や生活習慣に由来することが多い症状です。
家族全体で正しい爪の切り方や靴選びを意識することで、将来のトラブル予防につながります。
違和感を感じたときや、家族に同じような症状がある場合は、早めの矯正ケアを取り入れるのがおすすめです。